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2024年度卒業式

  • 執筆者の写真: aozora base
    aozora base
  • 4月9日
  • 読了時間: 2分

3月16日に令和6年度みんなの学校卒業式が執り行われました。

保護者の皆さん、たくさんの先生方に見守られながら、2名の6年生が送り出されました。

静寂の中、静かに静かに流れるライヤーとチャイムの音の中、卒業生が席につきます。

そして卒業生二人が天の世界から、地上に降りてきたときの物語が語られました。


「二人はどんな才能がほしいのだ?」という神様の言葉に二人は「わたしたちは何もいりません。そのかわりいらないものを取ってください」と答えます。

「変わった二人だ。なにがいらないのだ?」

「恥ずかしい気持ち。失敗したくない気持ちです。」

「よろしい。」

こうして二人は地上に降りてきました。

やがて二人は、失敗を恐れない、何度失敗しても挑戦して、何でもできる力を自分たちで身につけることができる、立派で素敵な二人になりました。


式の後半、卒業生二人の堂々とした力強い声で語り始められる、宮沢賢治の「告別」。

彼らに続き、在校生たちも声を合わせます。全員の声が合わさり、重厚なチェロの演奏も加わると、見ている人々の魂を揺さぶります。


卒業生は在校生に背中を押され、在校生は卒業生の背中を追って、みんなが新しいステージへと向かう、大きなエネルギーと感動に満ちた卒業式となりました。





式のあとは毎年恒例、学年末の劇を保護者の方々に披露しました。

卒業生たちの6年間に及ぶ奇想天外、楽しい思い出(事件!?)を題材にした内容で、演者の子どもたちも、観劇しているみなさんも笑顔に溢れた発表となりました。


 
 
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