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田植え、ものがたりづくり、かまどづくり

【全学年 田植え】

6月5日、田植えをしました。

今年は、高学年の子ども達が自分たちで育てた苗を植えました。

田んぼの土に筋をつける方法で植えようと、朝、田んぼの水を抜いたのですが、2時間目の田植えの時間に行ってみると・・・まだ水は抜けていない!!

「これじゃあ、線が引けない!!」ということになり、みんなでバケツで水を汲みだすことに…。がんばって汲み出して、なんとか線が引けて、苗を植えることができました。

自分たちで育てた苗を、あれこれ苦労しながら植えることができて、子ども達は誇らしげでした。“みんなの学校米‘’ 秋には、たくさん実りますように…。



【1,2年生メイン】

イソップ童話の「北風と太陽」と「よくばりな犬」を、味わいました。お話を聴きながら絵を描いていき、お話の終わりと同時に絵が完成します。「北風」の中で、旅人に吹き付ける冷たい風と暖かく包み込む太陽の光を描いた時に、こどもたちは、こっちは本当に冷たい、こっちはあたたかく感じるね、と絵に手をかざしながら、味わっていました。どちらのお話も、劇にして演じてみました。よくばりな犬役は人気がなかったのですが、それは子ども達が、よくばりな犬の愚かさをちゃんと感じているからですね! 台本がなくても、即興劇にして楽しめる子ども達、素晴らしいなあと思います。



【4年生以上 パーマカルチャー】


この日は丸一日有泉さんのお宅のマーレテラにお邪魔しました。

いまマーレテラではアースオーブン、かまどづくりのワークショップを開催しており、そこに参加させていただきました。今回挑戦したのはかまどづくりです。

かまどづくりのプロ、「シュウジさん」に教わりながら、材料となる粘土と砂、水を足で踏みつけて混ぜ合わせていきました。どしどしジャンプをして踏みつけたり、みんなで息を合わせて踏んだりして、少しずつ気持ちの良い砂粘土になっていきました。素足で踏んでいるので、変化がよくわかります。完成の具合は丸めて団子をつくって、上から落とし、その時の団子の潰れ具合や、ヒビの入り方で確認します。

土が完成したら、前日にセッティングしてあった瓦の間に土を入れていきます。素手とコテをつかって、丁寧に、きれいに…。みんなの学校で毎朝のモーニングサークルや授業で練習している「繊細に、ときに全体を見る」「雰囲気をとらえる」「美しさを感じながら」といった感覚が重要となる作業でした。口数も少なく、黙々と土を塗る作業に没頭しました。

午後には、虫の研究をしている「サラさん」に、虫の大切さを教えていただきました。作物を育てるためにはもちろん、わたしたちの生活を成り立たせるためには、実は虫の力が不可欠。そんな虫たちはいま減少の一途をたどっています。どんな虫が身近にいて、どんな働きをしてくれているのか。どんな性質をもっているのか。どうしたら上手に共存し、力を利用することができるのか。今回紹介してもらったのはほんの一握り。これから自然と向き合いながら、遊びながら、たくさんの虫について知っていきたいと思った時間でした。

昼休みにはたっぷりマーレ湖で水遊びもして、大満足の一日でした。

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