カリキュラム
授業について
メインレッスン・オイリュトミーといったシュタイナーの教育理論に基いた授業に加え、基礎練習、野外活動、食育といった授業を設けています。目の前の子どもたちの姿や地域の特性を活かした授業と時間割を大切にしています。
メインレッスン
国語・算数・理科・社会といった様々な教科を総合的に学んでいく時間です。
手や体をつかい、心を動かして、思考に向かうことで、本当に自分のものになる生きた学び、学校の学びの中心となる授業です。
基礎練習
国語、算数が学びの中心となる時間です。
ことばの読み書き、計算など基礎的な学習を行います。
その中でも、子どもたちが大好きな物語、手足を動かした学習で感覚的に学ぶことも大切にしています。
野外活動
屋外での活動を通して、のびのびと体を動かし、五感を使って学びとっていく時間です。農場での体験、ハイキングや登山、川や湖で水遊び、スノーアクティビティなど、幅広く取り組みます。
食育
自分たちの畑や田んぼでとれたお米や野菜ででランチをつくります。
野山からいただく季節の恵みをつかった、郷土料理をあつかいます。自然と自分が命でつながっていることを最も感じることのできる大切な時間です。
くらし
自分たちのくらしに必要なものを考え、つくりだしたり、整えたりするための時間です。学校の畑や田んぼに取り組んだり、生活に必要な食器や家具をつくったり、学校のくらしを成り立たせて充実させるためになくてはならない時間です。
自然の中から材料をいただくところから始まり、自分たちの手でつくりだすことを大切にしています。
手仕事
編み物、刺繍など、成長に合わせたテーマで様々な課題に取り組みます。自然からいただいた材料を使って、自分の手を使い、生活を豊かにするものを作り出すことが、周囲の世界との生きたつながりを作ります。
芸術活動
オイリュトミー
オイリュトミーは、「美しく調和のとれたリズム」という意味を持っています。オイリュトミーでは、言葉や音楽に内在する様々な本質を身体の動きを通して体験し表現していきます。その動きの中で、芸術的な形成力が動く人たちの内側で生き生きと目覚めはじめ、活発になっていきます。シュタイナー教育を実践する場でオイリュトミーが大事な「教科」とされているのは、その形成力が子どもたちの生命の力を強め、魂の豊かさを育み、同時に仲間とともに動きの空間を体験していくことで社会的な力が健やかに養われていくからなのです。
アート
水彩画、クレヨン画、パステル画、自然素材を使った造形あそび、粘土遊びなど、アート活動を通して色と向き合い心に響かせること、発想を広げる楽しさ、造形の面白さなどを体験します。出来上がった作品それぞれの素晴らしさに気づける感性を育て、自分らしく表現する喜びに向かいます。
音楽
まずは、響きの楽器を使った音楽体験を通して、「聴く力」を養います。
そして、音になってリズムやメロディを動くことから、歌うこと、楽器を奏でること、楽譜を読むことへつなげていきます。低学年では、木や石など自然素材の楽器や、キンダーハープ、木の笛を使って、音に対する感性や感覚を養います。高学年では、笛やチェロのアンサンブル、合唱を通して、他者と調和する喜びへと向かいます。
演劇
学期末の学習発表や文化祭では、授業で学んだことをテーマとした劇や、子ども達一人ひとりの個性を生かした劇を創作し、上演します。劇を創り上げていく過程で、学びは子ども達の深い所まで浸透していきます。また、言葉や音楽、身体表現、美術が統合された総合芸術に高めていく中で、「個が生き、共に響き合う喜び」や「表現すること、創造することの楽しさ」を獲得していきます
一日の日課と開所日
8:20 登校
8:30 お散歩
8:50 モーニングサークル
9:20~1時間目
10:15 休み時間
10:40 2時間目
11:35 3時間目
12:40 お昼・お昼休み
13:25 4時間目 <6・7・8年生火・水・金>
14:20 掃除 <4・5年生金>
14:40 帰りの会 14:40 5時間目
15:00 さようなら
15:30 下校 15:35 帰りの会
15:45 下校
【2024年度 開所日】
1学期 4月9日~7月17日
2学期 8月21日~12月18日
3学期 1月 9日~ 3月16日
この期間の月曜日から金曜日